4 ここが狙われる 【債権・債務】

★★★取引先を使う人名勘定
 売掛金a/cや買掛金a/cは仕訳から総勘定元帳へ転記するとともに、
得意先元帳・仕入先元帳にも記入する場合がある。
この手続きを省略するために、勘定科目自体を得意先名や仕入先名にする場合がある。

★★★貸倒処理した売掛金を回収した場合
 前期以前に貸倒れとして処理していた売掛金が回収できてしまうことがあります。
このような場合、貸倒れとして売掛金はすでに減少させているため、売掛金a/cで処理することはできない。
そこで、貸方勘定には償却債権取立益a/cという収益の勘定科目を用いる。
(※前期以前に貸倒損失または貸倒引当金の取り崩しで処理したことによって費用が計上されているため
(貸倒引当金で処理しても引当金の設定のときに費用を計上している)これを修正する意味で収益を計上するもの。
複数の会計期間にわたってしまうが、通算すれば費用の計上と収益の計上が相殺され、売掛金を回収したという取引が
記録されることになる。

■人名勘定と総勘定元帳

■償却債権取立益

第9期
掛売上
(借)売掛金 (貸)売上
(借)貸倒償却(貸)貸倒引当金
    ↑-費用勘定

第10期
貸倒れ
(借)貸倒引当金(貸)売掛金

第11期
回収
(借)現金 (貸)償却債権取立益
          ↑-収益勘定

費用勘定 → 相殺 ← 収益勘定

前期に貸倒処理した売掛金¥5,000を現金で回収した
(借)現金 5,000 (貸)償却債権取立益 5,000

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